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消費税の使い道とは?知っておきたい法律の豆知識

消費税の使い道

買い物をする度にかかる消費税は、どのように使われているのでしょうか?老若男女を問わず、国民全員に関係する税金ですから、知っておきたいものですよね。そこでこの記事では、税金のキホンを解説した上で、消費税の使い道を紹介します。ぜひ参考にしてください。

まずは税金の基礎をおさえよう

消費税は、買い物をする時に徴収されているため、誰にも身近な税金でしょう。実は税金には種類があり、それらを把握しておくことで消費税の位置づけが分かりやすくなります。ここでは税金の大まかな種類として、「国税と地方税の違い」「直接税と間接税の違い」を解説します。

国税と地方税の違い

税金には、国税と地方税があります。国税は国に納める税金で、地方税は都道府県などの地方公共団体に納める税金です。具体的な国税と地方税はの例は以下のとおりです。

国税の例

地方税の例

直接税と間接税の違い

税金は直接税と間接税というくくりもあります。直接税とは、納税者本人が直接納める税金です。間接税は納税者と納税する人が別々である税金です。たとえば所得税は直接国に納税しますが、たばこ税はお店がまとめて納税します。具体的には以下をご覧ください。

直接税の一例

間接税の一例

消費税の特徴

では、消費税が国税か地方税か、直接税なのか間接税なのかを考えてみましょう。消費税は国に納める分と都道府県に納める分がありますので、国税でもあり地方税でもあります。具体的に言うと、徴収された消費税は、国税としての消費税と地方消費税に按分されるのです。

そして、消費税は間接税です。直接国や都道府県に納税するのではなく、お店に支払い、お店側がまとめて納税していますので、間接税となっています。

消費税の引き上げと使い道

我々国民が懐の中から支払っている消費税が、どのように使われているかご存知でしょうか?ここでは消費税引上げに伴う按分割合と、消費税の使い道について紹介します。

消費税の引き上げ

日本で消費税が導入されたのは、平成元年4月1日です。当初は5%となっていました。5%の際には、国に納める消費税が4%、地方消費税が1%でした。平成26年4月1日に消費税は8%に上がり、国に納める消費税が6.3%、地方消費税が1.7%に按分されました。令和元年10月1日には10%となり、国に納める消費税が7.8%、地方消費税が2.2%となっています。ちなみに、消費増税における経過措置である軽減税率8%の内訳は、国に納める消費税6.24%、地方消費税1.76%です。

消費税の内訳

消費税の使い道

消費税の使い道を、現在の10%分の中から紹介しますと、国に納める消費税7.8%のうち、国が社会保障に使っているのが6.28%、地方交付税が1.52%です。地方消費税2.2%は社会保障の財源となっています。

具体的金額で紹介すると、令和元年度の消費税収(消費税+地方消費税)は42.2兆円です。そのうち国に納める消費税が30.3兆円、地方消費税が11.9兆円でした。 国による使い道は、年金が12.7兆円、医療が11.9兆円、介護が3.2兆円、子ども・子育て支援が2.6兆円です。地方による使い道は地方ごとに異なります。

消費税10%の用途に関する内訳

消費税の使い道とは?知っておきたい法律の豆知識:まとめ

税金には国税と地方税、直接税と間接税があり、消費税は国税と地方税の両方で間接税に分類されます。使い道は国と地方がそれぞれ行い、主に社会保障費に充てられています。今後買い物をする時は、そのようなことをイメージしながら買い物をしてみましょう。そうすることで税金に対する意識が高まるかと思いますよ。

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